メンテナンスに関する疑問
回答
アフターサービスは大丈夫なのでしょうか?(住宅の保証制度ってあるの?)
平成12年4月より、元請業者の瑕疵担保保証制度が義務付けられています。これにより住宅会社各社が10年保証、20年保証といった独自のアフターサービスを行っています。各社様々な保証制度を展開していますが、あくまでも「保証」ですから、たとえその会社が倒産しても代わりに別の会社が対応できるような体制を取っているところがほとんどですから、安心していただいて大丈夫でしょう。
ただ注意したいのは「瑕疵」の範囲。トラブルはこの瑕疵の範囲をめぐって起きることが多いので、事前に保証書の内容を詳細に確認しておきましょう。
住宅のメンテナンスはどのくらいの間隔でやらなければいけないの?
建物が完全に恒久的な存在ではない以上、やはりメンテナンスは定期的に行わなければなりません。日照による焼けこみ、酸性雨による材料の科学的変化、風や地震、付近を通過する電車や自動車の振動による歪みの発生など、瑕疵としては取り扱われない経年劣化がいずれ必ず出てきますから、メンテナンスは専門家に相談しながら必ず定期的に行いましょう。会社によっては最初から定期点検を保証している場合もありますから、有効に活用しましょう。
住宅のメンテナンスにはどのくらいの費用がかかるの?
住宅には必ずメンテナンスが必要です。欧米では建物を長期間使える様、メンテナンスにかな
りお金を掛けています。日本でもマンションは管理会社に委託しメンテナンスの計画をたて実施しています。
最近は戸建住宅も10年目に点検を行い、一定のメンテナンス工事を行った持ち主には更に追加で10年保証をする制度を行っているハウスメーカーがあります。
もちろん建物により費用は異なりますが、シロアリ工事・FRP防水・板金塗装・外壁塗装・屋根塗装を行うと、5万円/坪前後掛かります。