風水も家相も家の中で家族が幸せに暮らしていくことを願うがゆえに生まれたもので、中国や日本において古くから受け継がれてきた思想の一つです。風水は風土や水勢から住居の地や部屋の位置などを選定するもので、家相もまた同様に、家の位置や向き、間取りなどで吉凶を占うものです。日本特有の鬼門思想もあり、古くから言い伝えられている事柄も多くありますが、占い的な要素だけでなく、科学的に立証されている事柄も多くあります。
たとえば風水学上、北に水周りを配置するのは良くないといわれていますが、これは北の方が比較的日当たりが悪く湿気が溜りやすいという欠点があり、これは家屋を湿気から守るという意味で理にかなっています。このように、それぞれの部屋の位置などにおいては、その機能と利便性を考慮した上で、よりよい位置関係が語り継がれている部分もあるわけです。もちろん、鬼門や吉方位を重視した占い的な要素も強く、またそれらを固く信じている施主もおられます。もちろん長い期間において毎日住む家ですので、それぞれのこだわりに沿った家を建てることが大切です。しかし、注文住宅の場合、素人の感覚で風水ばかりを気にして設計を作ったのでは、時に住みにくい住宅になってしまうこともありえるでしょう。それでは本末転倒です。
あくまで住みやすい家を作るために、そのノウハウを持ったハウジングコンシェルジュが、施主のこだわりたい風水学上の間取りを踏まえた上でよりよい設計を進める術をアドバイスいたします。独自の風水学や家相へのこだわりをいかしたい方も、そうでない方も安心してコンシェルジュにご相談下さい。